平行層流排気装置
平行層流排気装置とは?
広範囲の作業場で不特定位置における溶接作業やガウジング作業時に発生するヒュームや、鋳物工場における型ばらし作業の際発生する粉塵等を飛散、拡散する前に温度を持つ有害物をその上昇流に従って無理なく誘導しフードにて吸引排出する装置です。
平行層流排気装置(三陽提唱) 4つの特徴
特徴1
工場内の中空に浮遊し、漂っている溶接ヒュームの微粉を落下してくる前に、平行流にて速やかにフードへ導き工場外へ排出します。
工場内上部に漂うヒューム群が冷却後、再び作業エリアに粉塵として沈降し、溶接作業者は勿論のこと周辺の非溶接作業員の呼吸域を汚染する事がありません。
特徴2
排気フード・排気ダクト・排気ファン等はすべて壁際に配置計画しますので、作業エリアに吸引ホース等を引き廻すことが無く、作業者の作業状態に影響はありません。
特徴3
天井走行クレーンの作動に邪魔になりません。
工場全体の換気状況も良くなります。
特徴4
各々にてヒューム対策、粉じん対策をするより、トータルにて安価で計画ができます。