
グラビア印刷溶剤ガス局所排気装置 4つの特徴
特徴1
インクパンのインク液面から発生する溶剤蒸気を下段機構で直接吸引スてしまうので作業者が有機溶剤ガスを吸う恐れがありません。
特徴2
あらゆる印刷機械に適合した型式の設計が可能です。
特徴3
従来の作業姿勢、作業方法は変わりません。
特徴4
末端処理装置を計画される場合、最も経済的に設置することができる様に、最少の風量で最大の効果を上げています。
1色機当たりの処理風量は従来の側方吸引方式と比較した場合は1/5~1/10の風量にて排気します。
- 効果
- 溶剤蒸気の管理濃度(例:トルエン20ppm)を遥かに越える濃度(260~600ppm)を示していた環境が施工後は管理濃度以下になります。
インクパンフード
従来の側方吸引フードはインクパットの前方へ吸引フードを設けています。
そのため、インクパン及びシリンダー等の版替え時には、フードをとりはずすので、フードを元の位置に戻さない場合は制御風速が確保されないという欠点が生じます。
W型フード
- 少風量の局排フードです。
1色機につき10~20m3/min 程度です。 - 吸引角度の工夫により版面の乾きもなく、高価なインクの蒸発を抑制します。
- 前方遮蔽板を倒すだけで、フードを設置したままシリンダーの交換ができます。
- 循環式、反転式にも適用できます。
- 作業性とインクこぼれの処理等を更に改善しました。作業中にフード操作の手間は一切不要です。
現在、使用中の現場で最も好評を得ております。 - フードは、既設印刷機の機構に適合させた設計をして取付けます。

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